プーブロ

日々の出来事から考えたことや、ふと思いついたこと、主に、そうした頭の中の出来事が吐露されることと思います。アウトプットの場ですね。

およそ彼を超える人は現れないだろうなということを書く。

元彼の話。

私にとって、望ましい人だった。

まず知的だった。

何を聞いても答えてくれた。

知らないことでも答えてくれた。

論理的な人だったから、話していて楽しかった。

何かについて議論するのをお互い好んだ。

その時間がずっと続けばいいと思った。

がしかし、彼の頭には切り替えスイッチが内臓されており、時間がくるとスイッチが切り替わり、次の行動に移る人だった。

そんな時私の感情はおいてきぼりになって、議論への希少価値が高まった。

 

知的であり、精神的にも金銭的にも余裕があり、何より私への対応に優れていた。

私の精神状態に対する対応が好ましかった。

ただ、それが逆に良くなかったと思えるのは別れておよそ2年経過した今だから言えることなのかもしれない。

 

私は彼に依存していた。

そして私の最も望むことが叶わないでいた。

つまり、私は私自身の力で何か社会に良いことをして収入を得たいという望みがあり、与えられるばかりでいる自分を否定的に感じていたのである。

自己実現は甘い環境では叶わない。

そして私のその時に対応していた彼には叶えることが出来なかった。

 

私は彼に別れを告げた。

その時彼は、私にとって好ましい余裕のある彼ではなくなった。

精神的に揺らいだ。

私に依存してもらうことが彼を彼たらしめていたように思う。

頼りがいのある彼は、私が作っていたのかもしれない。

共依存の関係だったのかな。

 

私は彼と別れて良かったと思っている。

それは別れてからずっと変わらない。

誰かに強く依存しなくて済むからだ。

辛いときも、しんどいときも、悲しいときも、切ないときも、自分で乗り越える。

自分の力で乗り越える。

そうして私は次の道へ進める自分となっていく。

 

状況はかなり変化した。

色んな人に出会った。

好きな人もできた。

だけど、彼以上の人には今のところ出会わない。

彼ほどの関係になっていないから知らないだけかもしれないが。

 

彼が私にとって素晴らしい人であったからこそ、私は彼と離れて良かったと思える。

私の中に残してくれたものは多い。

知識であったり、思い出であったり。

ただ、彼と離れてから私は私を好きになれた。

矛盾するようでもあるが。

今は非常に満足している。

 

彼がその後どうしているのかは知らない。

知りたいとも、知ってほしいとも思わないが。

今素直に「ありがとう」と言いたい。

色んな経緯があって、今の自分があるから。

今の自分に満足しているわけではないが、進んでいけているとは思うから。