プーブロ

日々の出来事から考えたことや、ふと思いついたこと、主に、そうした頭の中の出来事が吐露されることと思います。アウトプットの場ですね。

司馬遼太郎記念館

かれこれ、四度目になる。

長年の歴史嫌いをマニアに変えてくれた存在が、司馬遼太郎である。

私が彼と知り合うのは、遅かった。

彼が死んで、ずっと後のことであった。

だが、仕方がない。

若い頃に、もしくは出会っていたのかもしれないが、私の目に映らなかったのである。

私が、未熟だったのだ。

私は、運命とか、必然とか、信じないことにしているが、そういうものではなく、タイミングが、時期が、熟した頃がその時であったのだろう。

マニアと言うのは、非常におこがましい次第ですが、ご容赦。

真田丸』の影響もあってか、戦国時代にはまってます。

オンデマンドで『功名が辻』や『江』見つつ、本は『関ヶ原

実際に関ヶ原を散策し、感慨にふけってみたりするわけです。

さて、そんなわけで久々に、司馬遼太郎記念館に行ってまいりました。

車で20分程で行けるんですね。

住宅街の中に、ひっそりとたたずむ感じではあるのですが、設計は安藤忠雄

アーチ廊下や吹き抜け書棚、圧巻です。

そう広くもないのですが、何度も行きたくなるのは、空間の居心地でしょうか。

ずっと居たい空間なのですね。

その司馬さんが書いた文章なのですが・・・

『二十一世紀に生きる君たちへ』の中の一文です。

『私には、幸い、この世にたくさんのすばらしい友人がいる。

歴史の中にもいる。そこには、この世で求めがたいほどにすばらしい人たちがいて、私の日常を、はげましたり、なぐさめたりしてくれているのである。』

過去の人に思いを巡らせて、勇気を貰えることってあります。

私にとって、初めてそれを感じたのは、空海です。

そして、司馬さんです。

私にとっては、歴史上の人物の一人のような感じなのですね。

今年、没後20年。

私に色々考えさせてくれたり、励ましたりしてくれている存在です。

実際、お会いしたならば、全く相手にされない気はしますが、こちらから一方的に思うのは自由ですから。

自分の頭の中で、色々と巡らして、昔の人たちを想像できるっていうのが、それだけでも幸せなことだと思います。

私には、幸い、この世にすばらしい友人が、少しだけいます。

私は、人とうまく関わるのが苦手なので、少しだけなのですが。

ですが、私の頭の中には、過去のたくさんのすばらしい友人が、これからどんどん増えていきます。

そう、どんどん友人になれるのです。

そう考えると、楽しくてなりません。

特に今は、戦国の乱世に、たくさんの景色を見に行く、旅の途中です。

この、想像という機能が、人間を豊かにしているのだと感じられる瞬間です。