プーブロ

日々の出来事から考えたことや、ふと思いついたこと、主に、そうした頭の中の出来事が吐露されることと思います。アウトプットの場ですね。

日本骨髄バンクと私

郵便受けに一通の封筒が。

オレンジ文字のそれは、定期的にやってくる日本骨髄バンクの会報でした。

そう、私は登録者。

中身を読むことはほとんど無いのだが、会報を見る度に骨髄バンクの存在を想起する。

かれこれ10年以上はなると思うが、私は未だ骨髄を提供できないでいる。

過去に二度、そのチャンスはあった。

 

一度目は通知が届いたのだが、およそ一般的な段取りの期間を、患者の都合で早めるとあった。

どうも、急いでいる風を感じた。

私は、一般的な段取りすら把握していなかった当時、そんなことよりも、遂にきたかと喜んだ。

いや実際、喜びというか、患者にとっては緊迫しているのだろうから、喜ぶというのは不謹慎かもしれない。

それに多くの場合、移植候補者は何人か選ばれる。

そこから適合する人を絞っていくようになるわけだから、その時点では自分が選ばれるかどうか分からないのである。

ところが、次なる段取りも待たずして通知が届いた。

患者の都合でキャンセルになったということである。

この通知は、私を少しばかりショックにさせた。

なんだか、想像しちゃってね。

どういう都合かなんて、全く分からないのだけどね、亡くなられたのかなって思っちゃった。

元より慌てていたようだったので、間に合わなかったのかなって。

他の人に決まったというのならば良いのだけど、詳しくは分からない。

 

二度目のチャンスは、私が京都に住まっていた頃である。

定期的の通信の封筒とは明らかに異なる大きな封筒を受け取るのも二度目だったから、良し、来たぞと思った。

特記事項は無く、通常の段取りでコーディネーターと検査受診のため、京大病院に行った。

コーディネーターもドクターも親切である。

分からないこと、何でも聞いてくださいねって。

どんな道具を使用して、どんな風に採取するのか。

日程や、体への影響など、詳しく教えてくださいました。

ところがです。

私の血が悪かった。

ヘモグロビンが少ないのです。

実のところ、これは昔からずっと。

献血に行っても半分以上は断られていた。

健康には問題無いのだけど、決められた数値ぎりぎりのところなんだね。

そんなわけで今度は、私の都合でダメになってしまった。

でもさ、私は大した問題じゃないんだよね。

数値はギリかもしんないけど、余裕で骨髄提供は可能な体だと思う。

方や患者さんは生死を彷徨う程重篤なわけだよね。

だったら、このくらいいいじゃんて、思って、言ってみたけど・・・

やっぱ、無理だった。

他に適合する人がいるなら良いのだけどね。

 

さて、そうした出来事を、このオレンジを見て思い出す。

つい先日、特定健診の血液検査で、私の血は正常だった。

もしや、今ならできるんじゃないかと思う昼下がり。