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プーブロ

日々の出来事から考えたことや、ふと思いついたこと、主に、そうした頭の中の出来事が吐露されることと思います。アウトプットの場ですね。

合理的認知症

ショックを笑いに変えて、理論的に整理し、全体的に穏やかな状況にして納得したい。

そんなつい先程の出来事を記録したい。

 

今朝、私はついに、祖母に言われてしまったのです。

「今日はマキちゃん(私)どこ行ったん?」と。

私は耳を疑いかけた、が疑わなかった。

自分を指さして、「私?」と聞き返してみた。

「あんたは・・・マキちゃんちゃうやろ?」不思議そうに尋ねる祖母。

「じゃあ私誰?」ここからが面白くなってくる。さて、何と答えるか。

「あんたは・・・ケイ(祖母の妹・故人)と・・ちゃうか。」困った様子である。

そして話題は変化する。

 

さて、結局今日はその後、私を思い出すこと無く昼まで過ぎたわけですが・・・

それでも、1歳になるひ孫のことは、しっかり覚えています。

ですが、私は、顔をよーく見せても誰だか思い出せない状況でした。

こうした状況についてですが

最初の一言目は、さすがにちょっとショックはありました。

ですが、すぐについに来たか、という気持ちになり、合わせて対応することを楽しんじゃいました。

というのも、そうなった理由を憶測できたからです。

原因は、祖母の脳機能の低下、つまり認知症でしょうけど

何か明確な行動に現れる現象には、それを誘発する因子があると考えます。

私は今朝、その誘発ボタンを押してしまったわけですね。

 

私は今朝祖母に、下着が足りているかを尋ねたんですね。

というのも、祖母の部屋を片付けていて、シャツや上着は山ほどあるのに、パンツがほとんど無いからです。

最初は勝手に購入しようかとも考えたのですが、まずは本人の意思を確認しようと思ったわけです。

祖母は、「ある。」と言います。

ですが、「片付けで見当たらないからねぇ。」、と言うと

「捨てられたかもしれない。」、と言うわけですね。

「じゃあ、買っておこうか。」と聞くと「いらない。」と。

まぁそんな問答があったわけです。

 

ここから、私の推論なのですが・・・

祖母にとったら、自分のパンツのことなんて放っといてほしいことです。

答えはするものの、不快だったのでしょう。

こんな嫌なことを言うのは嫌いなやつだ、マキちゃんではなくケイ(祖母は嫌っていた)だ、となった。

もちろん、意図して思考しない。無意識思考である。

 

であるなら・・と私は考えた。

私以外の人である私に、マキちゃん(私であるが)のことを祖母と話してみたくなった。

ふいに、「そこ(コンロ)触ったらあかんって言われんねん。」と不機嫌そうに言った。

「誰に?」

「マキちゃんに」

私は言ったことはない。恐らくは父か?と思いながらも、普段から注意されている意識があるということなのだろう。

私が注意・・と言うか、よく言っているのは入れ歯についてである。

注意にならないように、普段から気を付けて、お願い形式にしてはいるんだけど・・

なにせ入れ歯ネタである。祖母にとっては不快事象であろう。

祖母にとって嫌なテーマに関与する私に、悪いイメージが随伴するのは仕方ない。

そうした理屈が想像できなければ、悲しむか悩むか怒るかしなければならない。

 

さて、そうした事象を、他の人の視点で考察した場合

自分ではなく、マキちゃんのことを忘れた、ということになる。

その人は、悲しい目をしつつも内心安堵するだろう。

これはある意味、良いことなのかもしれない。

 

ただ問題は、私の脳である。

今は笑っているが、行動原理から考察すれば

祖母の私に対する健忘行動に対し、私にとっては少なからず嫌悪刺激となっているはずである。

だとしたら今後、祖母に対する世話行動に何かしら変化が起きるかもしれないということである。

誰であっても、可能性のひとつとして、ということである。

そう考えたならば、手を打つ必要がある。

つまり、祖母に健忘せずにいてもらうために私に出来ることである。

祖母にとって不快な話題は言葉にしないように、ということは気をつけたい。

結局、言葉にしてみたところで答えは導きだせないんだから。

つまり、パンツはいらないってことですよ。

必要だと感じれば、そっと部屋に置いておけば良いだろう。

入れ歯も、言葉にせずに行動で導くように・・・

とまぁ、言うのは簡単。

私の調子が良ければ簡単。

私が不調なときは、もう仕方無いよね。

トラブルは覚悟だね。

まぁ人生、何が起こるか分からないし。

波乱は常に付きまとうと思って生きていこうっと。

 

それにしても

認知症の言動ってうまいこと自己防衛してるなって思う。

加齢による不具合を、どうにか生きていくために遺伝子に組み込まれている機能なのだろうか。

私もいつか、そんな風になるのかもしれない。

きっと、頑固でかわいげの無いばあさんだろうな。

その時に周囲の人は、どんな対応をするのだろうか。