プーブロ

日々の出来事から考えたことや、ふと思いついたこと、主に、そうした頭の中の出来事が吐露されることと思います。アウトプットの場ですね。

抜毛症を考える

知名度も少ないかもしれませんが

「抜毛症」という症状があります。

脱毛ではありませんよ。

読んで字のごとく

自分で毛を抜くことです。

髪の毛、眉毛、まつげがその対象です。

アスペルガーなんかの発達障害に見られるとか

強迫性障害の一種に含まれる記述も見受けられますが

どこに位置づけられるのかを明確に示したものを

見たことがありません。

多くはストレスによるとか言われ

中にはストレス軽減という方向性で

支援を考える支援者もいるようです。

 

さて、私実はこの「抜毛症」なんですね。

かれこれ軽く10年以上のベテランにはなるかと思います。

それを知っている友人に、先日聞かれたんですね。

「抜毛症って、どうすれば治るん?」って。

「治せていない私に聞かないでよ。」なんて答えてみたものの・・

どうやら友人の知人が支援する小学生が抜毛症らしくって。

そうか、私の経験が少しでも役立つなら・・・

そう思って回想してみたわけですが・・・

 

まず、私の場合、昔髪の毛を抜いていました。

理由は私にとって快感刺激だからです。

場所は主にうなじです。それとたまに頂点。

うなじなら見えないからいいやというのでうなじ。

頂点は、快感度が強いのですが、あまり抜くとハゲが見えるので

セーブして抜きます。

ある日、友人に告白して見せたとき、非常に驚かれました。

私にとっては日常だったのですが

その友人にとっては天と地がひっくり返ったようだったのです。

私はそれを知り、その後眉毛とまつげに移行しました。

つい最近、目に違和感を覚えて

生まれて初めて眼科に行きました。

ドクターに「まつげ、抜きましたか?」と聞かれ

「・・・抜きました。」と答えました。

眼球には傷がありました。

ここにきて、まつげは抜いてはいけないことを学びました。

故に今は眉毛のみなんですが・・・

 

私が思うにですね

抜毛行動に「ストレス」をもってくると

非常に話しがややこしくなるのです。

そりゃ、ストレスもあるかもしれない。

だけど何がストレスなのかも分からないし

恐らくはひとつじゃないし

それよりもですね

単純に抜毛行為が快感刺激だということなんですよね。

それを感じない人には理解できないだろうけど

つまり抜毛行動を維持しているのは快感そのものなんです。

更には他の行動で代替して同じ快感を得られる行動が無いので

ここが支援の難しいところなんだと思います。

ただ、身近な人が子どもを支援する際には

分化強化によって改善する可能性はあるんじゃないかと推測します。

例えば、抜毛行動が見られたらマイナス

別の適切行動(あらかじめ決めておく)が見られたらプラス

得点化して賞賛と共にごほうび。

トークンエコノミーってのはどうでしょう?

 

でも、まずはアセスメントが先ですが。

いつ、どんなときに、どこの毛を、どんな風に、どれだけ抜くのか。

そのときの本人の状態は?感情は?

それによってケアも変わってきますもんね。

 

幸い私、以前は治さなくっちゃと焦る時期もありましたけど

まいっかー眉毛くらいとか思えるようになってから

非常に楽になりました。

今日も抜く快感、抜けた毛根をつぶす快感、それを眺める快感を味わっています。