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プーブロ

日々の出来事から考えたことや、ふと思いついたこと、主に、そうした頭の中の出来事が吐露されることと思います。アウトプットの場ですね。

祖父の在宅介護記録⑰ 10月24日(金)

『トリロジーとの対話』

人工呼吸器トリロジーくん、こいつがまた優秀でして。

設定吸気のみならず、祖父の自発呼吸にも合わせてトータルで祖父の呼吸機能を補助してくれるんです。

ドクターいわく、自発呼吸はほとんど肺に取り込まれていないらしいので、つまりはトリロジーが祖父の肺であり、祖父の生命と言って過言でないわけです。

 

祖父の状態は毎日変化します。

それは、状態が良い日もあれば、あまり良くない日もあるということですが、総合的に見て悪化していることに間違いはないようです。

カニューレのカフ』で記載しましたように、大きいカフでも口からのリークが多いわけですから、つまりは気道自体が広がってしまっていると考えられるわけですね。

これは、退院時は無かった問題です。

ピッタリサイズのカフでは気道壁壊死の危険があるため、現状で周辺環境の微調整によって様子を見る意向なのですが、アラームがひっきりないのも事実。

これは、リークで取り込めない酸素を補ってあげなくっちゃーってトリロジーが頑張っちゃうわけですね。

これまで以上の圧をかけて酸素を送るわけです。

高齢者の弱った肺は固く、酸素の吸収が健常者に比較して弱くなるというのはドクターの見識ですが、その弱った肺だからこそ、ある一定圧の吸気が必要であると同時に、ある一定圧以上の吸気はかえって肺に負担を来すため、アラームによってそれを知らせ、回避せよという意味合いで設定されているわけです。

先日、吸気圧のアラーム設定を50から55に引き上げてはいただいたのですが、やはり鳴るときは鳴ります。

吸引しても体交しても鳴ります。

いくら耳の遠い祖父もうるさいらしく、夜中の体交時に確認すると、覚醒しています。

ここは再度、ドクターと相談が必要と思うところです。

または、トリロジーの設定で、リークが多くても圧を上げすぎないようにすることが可能なのか、ということも視野に含めたい。

それをするにしてもやはり、そうすることが妥当であるかどうかをドクターと話さなければならないですね。

 

もうひとつ昨今出現しているトリロジー現象ですが・・・

極端に吸気圧・吸気量が減少することがあります。

そうなると確実に祖父は息苦しさを感じます。

酸素が入ってこないので当然ですね。

パルスは確認できず、やっと察知しても80台と低いので、これは即刻改善が求められる状況になるわけです。

これが何故なのかが今のところ分からないので昨日は叔母と二人で様々な対処を試してみました。

吸引・体交後でも生じる場合は、回路の角度なんかを微調整。

気切部のガーゼ補強。

特に左向きで起こることが多いようなので、トラップが回路を引っ張っている可能性を叔母が指摘、トラップの下にクッションを敷いて回路にゆとりをもたせる。

なんとこの叔母の案は成功したんです。

吸気圧・吸気量が上がり、今度は吸気圧上限でアラームが鳴るほどに。(苦笑)

 

そして最終的な見解は・・・祖父はだんだん悪化しているわけだから、その状態に一生懸命トリロジーは尽くしてくれているわけで、トリロジーのおかげで生きているわけで、これからもどんどん問題は生じてくるだろう。その時々に、私たちは考えたり話し合ったりしてひとつひとつ乗り越えていくんだ。

祖父がどんな状態になっていっても、そのつど微調整で、なるべく苦痛の少ないように保つことが大切なんだということです。