プーブロ

日々の出来事から考えたことや、ふと思いついたこと、主に、そうした頭の中の出来事が吐露されることと思います。アウトプットの場ですね。

祖父の在宅介護記録⑦ 10月14日(火)

台風一過は何故か急に寒くなりました。

じーじりにはブランケットを追加し、オイルヒーターも設置しました。

今日は朝からお風呂やさんとケアマネさん、それにいつものナースが来られました。

なんと祖父にお風呂に入ってもらおうという話題です。

 入れるかどうかではなく、入ることを前提に状態の確認・伝達を行いました。

お風呂屋さんはお風呂カーに専用のお風呂を積んでこられ、特別な湯沸かし機を使って特別に床ずれなんかに良いというきめ細かい泡のお湯を巡回させながら適温で入浴できるのだそうです。

体の不自由な人のための専門の入浴サービスを長年やってこられている企業のようです。

 

すごいですね。

これが病院と在宅の違いでしょうか。

入院していたらお風呂には入れない人でしたから。

QOLが向上するというのは、こういうことなんだと思います。

または、良いナース、良いケアマネに当たったということもあるかもしれません。

ここで言う良いとは、合う、ということかもしれませんが、

大切なのは、今現在話すことが出来ない祖父の、話せた頃を知っていて、何が好きで何が苦手かをよくアセスメントしてくれていたことです。

今回は、ナースがそうした祖父との関わりを持ってくださっていたので、家族が遠慮しそうなことでも提案してくださり、実現しようとしているんですね。

 

祖父が在宅で生活を始めて、そうした支援チームの一人一人が『ご利用者に喜んでもらいたい』というモチベーションでお仕事されているように感じます。

対人援助は、正にそこにモチベーションがあるのでしょう。

 

さて、私がある日の日中外出したい件についてですが・・・

ケアマネさんの情報ネットも、私自身の交友関係に尋ねたところでも、私の代わりに吸引出来る人というのはやはり訪問看護師のみのようなんです。

上記のお風呂屋さんも、看護師が加わっているのですが、それでも代わりに医療処置をすることは出来ないそうなんです。

なんかね、どういう組織なのかとか、どういうルートでの依頼なのかってのがどうも引っかかってくるらしいんです。

ややこしいです。

そんなわけで、いつもの看護師さんが提案してくださった、時間をずらして訪問&その他の時間帯は叔母に様子を見ててもらうというプランに決定しました。

 

なんかね、当初看取りのための退院という認識だったものだから、退院してからこんなに伸び代が広がっていくなんて考えていませんでした。

でも、人は最後の最後まで幸福になる権利があるわけですから、床ずれや誤嚥、吸引といった肉体的苦しみがあっても、心まで苦しむ必要は無いんですね。

ちょっとしたことかもしれませんが、そのちょっとしたことが大きな喜びかもしれませんから。

これは本人のために周囲が行うというベクトルに留まらず、それをすることによる周囲の人の喜びにもなるんだと思います。

 

当初の理念である、徹底的本人主体と、それを行うにあたっての楽しい介護。

それを実現できる喜びは、もしかしたら本人よりも家族や支援者の方が大きいのかもしれません。