プーブロ

日々の出来事から考えたことや、ふと思いついたこと、主に、そうした頭の中の出来事が吐露されることと思います。アウトプットの場ですね。

祖父の在宅介護記録⑥ 10月13日(祝)

昨夜は祖父の意識が遠かった。

目を開いていてもこちらを見ているではなかった。

目の前に顔を見せても反応が無い。

これは、目を開けながら眠っているのかもしれない、ということにした。

両手は冷えており、パルスは時折80代を示した。

それより何より、自発呼吸が明らかに低下していた。

 

祖父は、人工呼吸器を使用してからもずっとある程度の自発呼吸が維持されていた。

それが、ほとんどないというのは・・・何を意味するのか・・・

もし今ここに人工呼吸器が無い状態であれば・・確実に祖父は亡くなっているはずである。

そう考えると文明の進化が生命を延長させていることを感じる。

 

朝になって、自発呼吸が少し回復してきた。

問いかけにも応え、安堵する。

今日は所長ナースが1人で来られた。

私服の上に白衣をまとっていた。

「私服でごめんなさいね。」そう言いながら手際の良い処置が始まる。

恐らくは、本来は休みなんだろうが祖父のために直接出勤されたのだろう。

この所長は本当によくやってくれる。

何が良いって、常に声掛けをしながら処置をする。

これ、すごく大切。

患者にとってみたら、身動きとれない自分の周りで一体何やっているのだろうって思うだろう。

「今から・・・やりますよー。」とか、「今日は台風が接近してますよー。」

そんな手技や日常の会話をしながらだと患者も安心して任せられ、また協力的になれる。

そして家族にとっても同様である。

それは良いが・・・ナースが来られ、次なる悪化が発覚した。

おしりの床ずれである。

ぽっかり、穴が開いてしまった。

5つのランクの内の、4らしい。

2で退院したので、在宅で2段階も悪化させてしまったことになる。

エアマットにも限界があるようだ。

このところおしりの痛みは訴えなかったが、それは祖父にとって痰の方が大きな課題だったからだろう。

途中、肩甲骨部の痛みの訴えもあったから、そこに低反発クッションを挟む処置は行っていたものの、本人の訴えが無い部分は後回しにしてしまう。

やはり日中のジャッキアップはやめて、体位変換はなるべく横向きになるようにしてみた。

祖父自身も協力的で、動く方の右手でしっかりとベッド策を握ってくれている。

ただ、人工呼吸器は繊細で、微妙な角度でリークが増えたりアラームが鳴ったりするから常に微調節が必要である。

 

明日はお風呂の話が行動を始めるので、祖父も少しは喜ぶのではないかと期待する。