プーブロ

日々の出来事から考えたことや、ふと思いついたこと、主に、そうした頭の中の出来事が吐露されることと思います。アウトプットの場ですね。

祖父の在宅介護記録④ 10月11日(土)

今日こそは聞いてみなくっちゃと、朝から思っていた。

ある休日の日中5時間、どうしても外出したかった。

年に一度の、ある資格試験である。

遊びならば断わるが、それを受験しなければまた1年、と思うとなんとか私の代理が必要だった。

勿論、試験代理ではなく介護代理である。

特に、吸引の必要性が問題を深刻化させていた。

吸引は医療行為であり、ナースしかしてはいけないことになっている。

若しくは、家族。

家族の場合は責任が外部に及ばないという理由での認可である。

医療行為故、ホームヘルパーはやってはいけない。

だが、施設では様子が若干異なる。

ナースが配置されていない施設では吸引ができないということになる。

だけど、吸引の必要性というのは確実に0ではない。

そんなとき、知識や経験のあるヘルパーや介護士は事実として行っていると聞く。

もちろん内輪の話である。

制度的には、数年前に研修制度が始まった。

研修受けた人ならやってもいいらしい。

ただ、研修は大変らしく修了しているひとが近隣にいない、らしい。

と言うのは、ケアマネさんがそう言うからである。

連休明けに、ボランティア看護師がいないか、当たってくださるようだが。

あまり期待は出来ない感じ。

地域福祉、なんて使い勝手が悪いんだろう。

お風呂の話を進めてくださっていることはとても有難いのだけど。

今の日本は、家族が頑張らないと家で介護は不可能に近い。

楽しい介護を目指しても、休みが全く無いのは非常に困る。

ケアマネさんは、いざというときのために介護する人が1人では困るから、他の家族も吸引できるようになっておいた方が良いと言う。

だが、介護職の友人いわく、いざというときのために介護する人が1人では困るから、吸引できるヘルパーさんを探してもらっておいた方が良いと。

まぁつまり、1人だけというのは良くないわけですね。

でもそんなこと、私だって最初から分かっているんですよ。

だからこれまでにもケアマネさんにそれとなく話してみたりもしたわけですよ。

ただね、言っておきたいのは、私1人では良くないから本人の願いである帰宅が不可能になるというストーリーにはしたくなかったし、何度も「私は吸引するのは無理」と家族に言われている状況で頼んでみて無理だから帰宅出来ないというようになっても困るということ。

最初に極力完全体制にしたい専門職の方々の意見は分かる。

だけど私が避けたいのは断念することなのである。

実際、後から何とかなることってあるわけだし、その時々の最善にしていくのがそれぞれの仕事でもあるとも思う。

 

今の日本では、在宅介護を行うための条件を最初から完璧に揃えておくことは非常に困難だということを実感している。

必要な資源が乏しいというのが大きいところだが、それと共に人の価値観が微妙にずれているように、私は思う。

まだまだ一般的に合わせることが良いとされ、マイノリティーが行動しにくい。

個別、個別と言われはするが、優しく排除されそうで恐ろしい。

さて、この件に関してどうなることやら。