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プーブロ

日々の出来事から考えたことや、ふと思いついたこと、主に、そうした頭の中の出来事が吐露されることと思います。アウトプットの場ですね。

父の困り、祖母の困り。

最近、祖母の自宅内深夜徘徊が増え、毎夜起こされて困っていると父が言う。

「起こしにくんねん。」

「歩いてええから、こっちに来んといて。」

想像するに、確かに迷惑だろう。

認知症の祖母に言っても仕方ないと分かっていても

イラついて注意してしまうだろう。

だが、この困りは比較的たやすく回避できると考える。

父に、起こされる時の状況を詳しく聞いた。

そしたら、起こされる、というのではなく、父は起きているのである。

祖母は、しばらく家の中を歩きまわって

20分程して父の部屋を開ける。

そしたら父は「なんか用か。」と言ったり、祖母を自室へ誘導したりする。

つまり、最初祖母は部屋に入っただけで、何もしていないし何も言っていない。

父に「どうしたんや?」と聞かれて、「あの子らがな・・・」と空想話を語りだす。

さて、ABCフレームに入れますよ。

A:先行事象 → B:標的行動 → C:結果事象

A:徘徊中 → B:父の部屋を覗く → C:父が声をかける(または誘導する)

祖母は、B:父の部屋を覗く行動が増えているわけですよね。

つまり、C:父が声をかける(または誘導する)という結果が好子となっているわけです。

噛み砕くと、祖母は、深夜徘徊で困っているときに父の部屋に行くことで、父に声かけをしてもらったり自室に誘導してもらえるから、毎回迷いもってでも父の部屋にたどり着くわけです。

それが分かれば対処は簡単。

父は、部屋に来ないでほしいわけですから、これまで好子を提示していたのを消去すれば良いわけです。

ただし、ここで忘れてはいけないのが消去バースト。

これまであった好子が無くなると、一時的に標的行動が増加または激しくなります。

これを前もって分かっていれば、かたくなに消去を継続できるはずですが

父に今回、そこまでは話していないので、明日結果を聞くのが楽しみです。

うまくいけば、暫くして祖母の行動は弱化するはずです。

だけどここでもうひとつの困りを無視してはいけません。

祖母の困りです。

祖母の話によると、毎夜誰かが訪ねてくるらしいんです。

コンコンとノックして、入ってきて・・云々・・

登場人物は、子どもたち、細い人、大きい人等様々。

全て妄想の世界なんですが、祖母にとっては現実なんです。

そして、深夜に起こされるらしいんです。

「放っとかれへんやろう。」というのが祖母の言い分。

そして家の中をうろうろしなければならないんですね。

祖母は、やりたくてやってるわけではないんです。

だから、助けて、という思いで父の部屋に行くわけですよね。

関わってもらって安堵するのかもしれません。

ですが今日から父は、私のアドバイスを真面目に遂行するならば

祖母を徹底無視するわけです。

祖母にとっては、唯一の助け船が無くなってしまうわけです。

さて今度は祖母の困りをなんとか解消してあげたいと思うわけですが

なにせ祖母の環境は祖母の作りだした妄想の世界なもんですから・・

環境調整が非常に困難。

そもそも、妄想を外部の環境だと考えるなら、祖母は受け身なんですよね。

A:誰か来た(妄想) → B:徘徊 → C:誰もいない

祖母は寝ていて、目を閉じているときに誰かが来る。

最初は無視するが、しびれをきらして、どこ行ったのかと確認しに行く。

誰もいない状況を確認して、「もう行ってしまった。」と思う。

この、誰もいないことが確認できたという好子によって徘徊が強化されているのかな。

ふと、思い出したのが、「せん妄」という言葉。

以前ドクターは、不安な環境に置かれた際に、特に夜に起こりやすいと言っていた。

祖母の妄想による徘徊といった一連の行動は「せん妄」なのだろうか?

だとしたら「不安」にさらされている現状を改善しなければならない。

思う節は数ある。いや、そう無いか。

一番はやはり、祖父についてだろう。

苦しい状況が続いていると思いたくないんだろう。

今日は、父の報告によれば「元気やった。」と言うのだが、これもまたいけないらしい。

老人が老いていく姿は度々見てきた祖母ですから、元気であっても癒されはしないだろう。

きっと、亡くなるまで落ち着かないかもしれない。

祖母の困りの解消で私に出来ることは、なるべく傍にいることなのかもしれない。

一人で色々考えちゃって不安になるのかもしれない。

かもしれないのオンパレードですが。

とりあえずは昼間、なるべく起きていられるように(眠いの我慢は辛そうだけど)声かけします。